GO TO 五島[江上天主堂〜五輪教会編]

2022年11月17日

こんにちは今日は先週に引続き2回目の
GO TO 五島シリーズを書いていきます。

↓1回目のGO TO 五島シリーズはコチラ
https://h-five5.com/post-2070/

潜伏キリシタンの歴史

始発の電車、始発の飛行機で福江島に着いて午
後から早速ツアーに参加して観光に行きます。

今回参加したツアーは[五島列島キリシタン物
語]と言うツアーです。

まず集合場所の福江港に行き検温とワクチンの
3回接種証明を確認して資料をもらいます。

↑最初に乗る船はこのフェリーです。

乗船後最初の目的地奈留島までの時間を使い潜
伏キリシタンの歴史について説明を受けます。

大まかな解釈だと飢饉などで農民が減った五島
藩と人口抑制政策と潜伏キリシタン対策の対応
をしていた大村藩の思惑が一致し3000人程の
潜伏キリシタンが五島藩に移住したそうです。

ところが移住者には僻地や痩せた土地しか与え
られずとても厳しい生活を余儀なくされました

潜伏キリシタンはそんな過酷な土地で自給自足
をしながら集落をつくりキリスト教の教えを守
り続けたそうです。

なので激しい弾圧の末、禁教が解けた後に建て
られた教会も当然僻地に存在します。

そんな説明を聞きながら船からの景色を眺める
とキレイな海と多くの島々が見えます。

この写真は前島のトンボロと言って引き潮時に
渡れる道が現れる名所みたいです。

江上集落と江上天主堂

奈留港に着き最初に行ったのが世界文化遺産の
構成資産になっている江上集落と江上天主堂
です。

港からは車で向かったのですが確かに集落は
厳しい土地にありました。

この厳しい土地を切り開いて生活していたと
思うと気が遠くなります・・・

この集落のシンボル的建物が江上天主堂です。
白と水色の色彩が可愛らしい教会です。

残念ながら中には入れませんが入口はこんな
感じ。

湿度の高い土地なので高床式を採用しています

この角度で見ると2つのハートと江上天主堂の
コラボが見れます。

こんなところも可愛らしいですね。

五輪集落と旧五輪教会

江上集落の後は水上タクシーで久賀島の集落に
向かいます。

潜伏キリシタンは島の僅かな平地を切り開いて
自給自足していたそうです。

入江部分には石を積んだ後が見られます。

コチラが世界遺産の構成資産旧五輪教会です。
元々浜脇教会堂として別の場所にあったものを
移設した教会です。

一度解体して船で運搬し再びこの地で組み上げ
たそうです。

和風な作りの外観に対して内観はリヴ・ボール
ト天井(コウモリ天井)で西洋風な作りになっ
てます。

入口のステンドグラスも素敵です。

懺悔部屋・・・
これでは声が筒抜けな気がしますが・・・

旧五輪協会を見学してから五輪集落の脇を抜け
車が待機している駐車場まで10分程歩きます。

この周辺はほぼ平らな土地がなく道もないので
森の中を歩いていきます。

車に着いてから次の場所に移動するのですが
舗装されていない険しい道路で地元の方しか
運転できないような道でした・・・

こう言うルートで観光できるのはツアーの良さ
ですね。

五島初日まだまだ終わってませんが長くなるの
で次回に回します。

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では、良い季節を楽しんで過ごしましょう!