保護猫カフェとコラボすることになりました(6)
こんにちは、今日は先日報告したオリジナル
Tシャツの制作工程について書いて行きます。
前回記事はコチラ↓
https://h-five5.com/post-1271/
試作品を作ってみて
コラボグッズ第一弾としてTシャツの制作が
はじまり、まず最初にCAT’S INN TOKYO
(以後CITと記)で試作制作をしました。
制作コストも考慮し量産型ネットサービスに
発注したところイラストが暗くなり絵柄の
もつ元気の良さが表現出来ていないと判断し
改善することになりました。
これは生地に印刷する事でインクが生地に染み
込んで発色が落ちるためで、ある程度仕方のな
い事でもあります。
これを改善するためには工場と相談しながら
微調整をしていく必要があるのですが量産型
ネットサービスだとシステム上対応が難しい
ため工場を探すところからはじめました。
関連記事はコチラ↓
https://h-five5.com/post-1057/
地元の工場で物作りを
CITの代表である藍さんの意向で地域貢献と
活性化の為なるべく板橋区の工場で制作しよう
と探し出したのがカワシマシキ工芸さんです。
早速色の調整について相談した所プリンターで
調整するよりデータ作成時に調整したほうが
効率が良いと言うことでした。
そうなるとデザイナーの仕事になるので当然
私の出番になります。
そこで試してみたのはPhotoshopによる
明るさと彩度の調整です。
何パターンか試してみるとどうやら彩度を
いじりすぎると落ち着きがなくなるので
明度の調整をすることにしました。
色調整
元の画像から明度を10%ずつ上げていった
データを実際の生地に刷ってもらいCITと
確認しました。
こう言う細やかな対応は地元企業
ならではです!
ネコさんも入念にチェックしています(笑)
検討の結果25%明度を上げる事で
決定しました。
サイズ調整
次に行ったのは印刷サイズの調整になります。
↑上の図のようにイラストサイズが同じだと
Tシャツのサイズにより見え方が変わり着た時
の印象も変わってきます。
カワシマシキ工芸さんはそこについても調整
可能と言う事なので工場に行きサイズ確認
してきました。
↑110サイズの確認。
紙に印刷したものを実際のTシャツに配置して
大きさと位置を確認します。
↑Sサイズ確認。
↑同じ要領で全サイズ確認して大きさと
位置を決めます。
↑そして指定書として記録します。
かなりの作り込みになりました。
サンプル比較
実際にサンプル比較をしてもイラストの発色が
良くなっています。
↑量産型ネットサービスの試作品。
印刷そのものは綺麗ですが色が暗く感じます。
↑調整後の商品。
イラストが明るくなり元気なイメージが
強調されてぐっと完成度が上がりました!
今回紹介したTシャツは店頭とECサイトで
販売しています。
興味がある方は覗いてみて下さい!
https://cats-inn.tokyo/ニャンと5周年!記念tシャツ限定販売しますφωφ/
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では本日はこの辺で!
良い週を過ごして下さい。
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