東京都美術館の「マティス展」に行ってきました!
こんにちは、今日は東京都美術館でやっている「マティス展」に行ってきたのでその事を書いて行きます。
パンフレットによると20年ぶりの大回顧展なんだそうです。
思えば約2年ぶりの美術館。
前回見たのはは横尾忠則さんの展覧会。
https://h-five5.com/post-899/
その前は佐藤可士和さんでした。
https://h-five5.com/post-300/
東京都美術館で言えば何年ぶりになるのか記憶がありません。
東京都美術館では「マティス展」の他にも色々な展覧会が開催されています。
マティスは好きなアーティストなので、会場入口を探しながら期待感が高まってきます。
そして会場に入って、時系列に作品を観ていくと、今までのマティスと印象が違いました。
と言うのも、マティスというと切り絵タッチの作品が記憶に残っているのですが、初期の頃はかなり写実的な作品が多いです。
この手の展覧会では珍しく写真撮影OKなエリアがあったので、気になった作品を撮影してきました。
無知がバレるので解説はつけませんが、写真におさめた作品たちを紹介していきます。
撮影OKエリアの作品は具象から抽象へ移行する途中くらいの表現が多かったように思います。
風景の線画。簡単そうに見えて難しい表現ですね。
特徴的な肖像画。色々と表現の模索をしてたのでしょうか。
これは自画像。他のアーティスト同様自画像を多く描かれていました。
窓や扉をモチーフにした作品も多く、構図が良いですよね。
目を惹く色彩の鮮やかさ。
青もキレイです。
コチラは良くみる作品ですね。
線画もあります。
かなり抽象的な表現。
こういうの真似しても中々描けないんですよね・・・
解説によると、立体造形は頭の整理をするために作っていたのだとか。
形をとらえていく過程が感じられて面白かったです。
赤が印象的な作品。
これも赤が目に止まります。空間の捉え方がステキですね。
青と黄色。これも構図が良いですね。
モチーフの配置の仕方とか参考になります。
お馴染みの切り絵タッチの作品。
私的には、マティスと言えばこの作風のイメージです。
撮影OKエリアはこのあたりまでなのですが、ここまで観てより抽象表現になって行くのかと思いきや、この後また写実的表現に戻って行くのは驚きました。
展示としては、前半に写実的な作品、中盤の撮影OKエリアで抽象的表現に移行する途中、後半は写実に戻ってから一気に切り絵タッチに移行していく感じで、常に模索している様が伝わってきました。
そして最後はマティス本人が最高傑作と言っている「ロザリオ礼拝堂」の展示。
これは映像もあり圧巻。
この展覧会2023年8月20日まで開催されているので、興味がある方は行ってみてはいかがでしょう。
観終わった後、興奮冷めやまぬままポストカードを買いました。
これは「ロザリオ礼拝堂」の礼服。
実際作られることは無かったようですが、原寸大のデザインモックがあり印象に残りました。
これは珍しいキュビズム作品。色彩がキレイですね。
これぞマティスと言う切り絵作品。
これもマティスらしい作品です。
と言うわけで、久しぶりの美術館満喫してきました!
やはり、インプットは大切ですね。
では本日はこの辺で。
暑さに負けず元気に過ごしましょう。
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